ヘッドフォン・ガール 彼女、金色の髪 同じパーカで バイト先で浮いてる 気にしないのさ ヘッドフォン 今日も漏れてる 70年代のスイート・ミュージック 好きなだけ 突き詰めただけ 今日も自分軸 彼女、めった怒らない 別の人生だから 時々怒るのは 同じ人だから ヘッドフォン 今日も漏れてる 60年代のサッド・ソウル 悪くないね その考えは ウーマンズ・ゴット・ソウル 彼女、たまに弾いてる ブルージーなギター 誰に聴かせるでもない 耳を澄ましてる ヘッドフォン 今日も漏れてる 50年代のクイーン・オブ・ブルーズ サイレントの タップダンス踊る ランニング・シューズ 彼女、金色の髪 同じパーカで デモ会場で浮いてる 気にしないのさ ヘッドフォン かき消されそうな 2025年のワッツ・ゴーイン・オン 彼女には 聞こえてるのさ ウィズ・ヘッドフォン
ごあいさつ 一人になりたい夜も 飲み込んで朝は来る 「失敗したら」「嫌われたら」 もう一度チャレンジしてみよう 虚無に飲まれちゃった夜も 忘れて朝は来る 「全て虚しい」「全部虚構」 そんなことお構いなく そして君は顔を洗い歩き出す そして君は精一杯の挨拶をする 酒飲んでやらかした夜も くどいほど朝は来る 「無礼講とは、行かないけれど……」 もう一度信頼を築く そして君は顔を洗い歩き出す そして君は精一杯の挨拶をする 鏡の前で笑顔を作ってみる 大丈夫だと自分に言い聞かせる
やさしいきもち 愛は常に区別だから 差別と紙一重 世界が敵に満ちてるときには でも愛という名のもとに 悲しみを起こしたくはない 向こうは敵だと思ってたとしても 思い出す 初めての 自転車に添えた手を あれはまさに愛だった 思い出す 初めての 失敗を笑ってくれた あれはまさに愛だった 優しい気持ちで 優しく生きたい 愛は常に他人だから 向かい合いが必要 あいつの顔をよく見て謝ろう そう愛という名のもとに 悲しみを起こしたくはない 向こうも同じならば調整したい 思い出す 初めての 自転車に添えた手を あれはまさに愛だった 思い出す 初めての 失敗を笑ってくれた あれはまさに愛だった 優しい気持ちで 優しく生きたい 短い人生だけど
Hopeless Girl ホープレスガール その右腕を そんなにも楽に 預けないでよ ヘルプレスガール あいつの誓い 言葉通りに 信じないでよ 君は美しい 強くもなれるし 鏡の前 笑ってみせて ほら
親愛なるカーティス そちらはどうですか？ こちらは相変わらず 争いと 嘲りばかり 生きることは苦しくて 思わず他人を 許せなくなってしまう 悪者は 誰だろう いつかあなたの優しい声が 春の野のようにみんなを包む そんなときが 親愛なるカーティス 残念なことに まだあなたの言葉が 僕らには 必要です いつかあなたの優しい声が 春の野のようにみんなを包む そんなときが 親愛なるカーティス ここらで失礼 僕らにはこの世にも やることが 残っています